ネット上で副業や在宅ワークを探している人は多いかと思います。
その中でも、アフィリエイトとMLMは比較的ポピュラーなビジネスモデルですが、実はその稼ぎ方には大きな違いがあります。
アフィリエイトは自分のブログやSNSなどを使って商品やサービスを紹介し、その紹介から報酬を得るビジネスモデルで、一方のMLM(ネットワークビジネス)は多層構造を持った直接販売ビジネスモデルです。
どちらが自分に合っているのか、またそれぞれのビジネスモデルの特徴や稼ぎ方の仕組み、成功するためについて解説していきます。ぜひ、最後までお付き合いください。

ネットで副業をやってみようと思ってるんだけど、アフィリエイトとMLMってどうなんだろう?
どこか違うところがあるのかな?



ああ、それはねビジネスモデルが違うんだよ。
アフィリエイトは、自分のブログやSNSなどのwebサイトを使って商品やサービスを紹介し、その紹介から得る成果報酬を得るビジネスモデルのことなんだ。



へぇ、そうなんだ!
じゃあMLMってどんなビジネスモデルなの?



MLMは直接販売のためのマルチ層構造を持ったビジネスモデルで、
自分が販売した商品だけでなく、下位層が販売した商品の売上にも報酬が支払われるんだよね。



なるほど、そういう違いがあるんだね。
じゃあ、どっちが稼ぎやすいのかなぁ?



それは自分に合ったビジネスモデルによって変わってくるから、
詳しく比較してみる必要があると思うよ!
アフィリエイトとMLM(ネットワークビジネス)のビジネスモデルとは?
アフィリエイトとは、自分のブログやSNSなどのwebサイトを使って、商品やサービスを紹介し、その紹介から生まれる成果報酬を得るビジネスモデルのことです。
自分が紹介した商品が購入された場合や、紹介したサービスが利用された場合に、その成果に応じて報酬が支払われます。
成果報酬は商品やサービスの売上の一部や、アフィリエイトプログラムによって定められた固定金額など、複数の報酬形態があります。
一方、MLM(マルチレベルマーケティング)は、直接販売のためのマルチ層構造を持ったビジネスモデルのことです。
自分が販売した商品だけでなく、自分の下に新たな販売員を登録していくことで、下位層が販売した商品の売上についても報酬が支払われます。
つまり、自身の商品の販売に基づく成果報酬の他に、自分が勧誘した販売員の売上に基づく報酬があります。
稼ぎ方の仕組みが違う!アフィリエイトとMLMの違いとは?
アフィリエイトとMLMは、報酬の仕組みも販売目的も異なるため、稼ぎ方に大きな違いがあります。
報酬の仕組み
アフィリエイトの報酬は、主に「コミッション型報酬」と「固定報酬」の2種類があります。
- コミッション型報酬
-
自分が紹介した商品サービスの売上に応じて報酬や支払われる仕組み。
つまり、販売した商品の売上や紹介した人が販売した商品の売上に応じて収入が得られるというコミッション率はや商品サービスによって異なりますが、一般的には売上の一定割合が報酬となります。
例えば、商品Aを紹介し、その商品が1000円で売れた場合、報酬が5%と設定されている場合、50円の報酬が得られます。
このように、自分が紹介した商品が売れる度に報酬を受け取ることができるため、積極的に紹介することで収入を増やすことができます。
なお、商品やサービスの需要や流行によって報酬額が変動する場合があるため、収入が安定するわけではありません。
- 固定報酬
-
商品やサービスを紹介しただけで得られる報酬の仕組み。
報酬の金額が固定されているため、紹介した商品が実際に売れた数に応じた報酬は得られません。
例えば、ある商品を紹介してその商品が100個売れた場合でも、固定報酬が1000円であれば、報酬は1000円となります。
このように、固定報酬は成果によって報酬が変動しないため、報酬額が予測しやすいというメリットがあります。
一方、MLM(ネットワークビジネス)の報酬は主に「個人売上ボーナス」と「グループ売上ボーナス」の2種類があります。
- 個人売上ボーナス
-
営業成績によって支払われる報酬の仕組み。
個人の販売力や努力次第で変動するため、収益を増やすことができると、より高い収入を得ることができます。
例えば、美容商品を販売したとします。
1か月間で10個売れた場合、商品1つあたり1000円の利益が発生する場合、売上は1ヶ月で1万円になります。
この場合、MLM企業が決めたボーナス制度によって、個人売上に応じたボーナスが更に支払われます。
例として、個人売上が1万円以上の場合、5%のボーナスが支払われる取り決めがあれば、 500円のボーナスを受け取ることができます。
このように、個人売上ボーナスは販売した商品の量や売上に応じて支払われる報酬制度です。
- グループ売上ボーナス
-
自分が所属するグループの売上が高いほど、報酬が上がる仕組み。
あるレベルに到達すると、自分の下にあるチームやグループの収益が自分自身のボーナスにも反映されるのです。
例えば、あなたがある商品を販売し、その商品の収益一定のレベルに到達すると、あなたの下にあるチームやグループの収益にもボーナスが支払われることになります。
具体的な例をあげると、あなたがAさんとBさんの2人を下に持っているグループとします。
Aさんが100万円、Bさんが200万円の商品を販売し、あなた自身が50万円の商品を販売した場合、グループ全体の売上は350万円になります。
この場合、MLM企業が設定した基準によって、あなたにグループ売上に応じた報酬が支払われることになります。
これは、あなたがグループのリーダーとして、下にいる2人を育成し、販売にも貢献したということになるため、報酬が支払われることになります。
ただし、グループ売上ボーナスを得るためには、自分自身の販売に加えて、下のいるチームやグループを育成していくことが必要です。
販売目的
アフィリエイトとMLMの販売目的の違いは、商品の販売方法にあります。
アフィリエイトは、自分が紹介した商品の販売を直接的に行うわけではなく、紹介からの成果を得ることが目的です。
MLMは商品の販売が主たる目的で、個人が直接顧客に商品を販売することが求められます。
MLMにおいては、自分が販売した商品の売上に加え、下位層が販売した商品の売上にも報酬支払われる場合があります。
アフィリエイトとMLM、どっちが自分に合っているのか?
アフィリエイトは、ブログやSNSなどのウェブサイトを使って商品やサービスを紹介し、成果報酬を得るビジネスモデルです。
このビジネスモデルは、自分でコンテンツを作成できる人や、コミュニケーション能力が高く、ウェブサイトを運営している人に向いています。
例えば自分で作成したお子様コンテンツ商品やサービスを紹介したりして、報酬を得ることができるため、比較的自由な時間に取り組むことができます。
一方、MLMは、多層構造を持った直接販売ビジネスモデルで、自分が販売した商品だけでなく、下位層が販売した商品の売上報酬にも支払われます。
このビジネスモデルは、自分自身のビジネスを持ちたいという強いを持っている人や、働く人のつながりを大切に、コミュニケーション能力が高い人に向いています。
また、チームビルディングやリーダーシップなどの能力さらに、自分で行動することができ、自己モチベーションが高く、挑戦することに積極的な人も成功しやすいでしょう。
自分に合ったビジネスモデルを選ぶためには、まず自分の得意分野や強みを見極めることが必要です。
アフィリエイトとMLMのメリット・デメリットを比較してみよう
アフィリエイトとMLMにはそれぞれメリット・デメリットがあります。
アフィリエイトのメリットは、自分がコンテンツを作成することで、自由な時間で作業できるポイントや、商品やサービスの紹介だけで報酬が得られるポイントです。
また、商品やサービスを自分で製造・在庫管理する必要がなく、リスクを抑えながら収益を得ることができます。
一方、アフィリエイトのデメリットは、紹介した商品が実際に売れなければ報酬が得られない点や、人気が高いため収益が少ない場合もあります。
また、ブログやSNSの運営に専念するためのコンテンツ制作やマーケティングスキルを身につける必要があります。
MLMのメリットは、自分が販売した商品だけでなく、下層の販売も報酬の対象となる点や、人脈を拡大しやすい点です。
また、報酬が複数形式で支払われるため、収益の安定性が高い点も魅力です。
一方、MLMのデメリットは、人脈づくりや営業活動が必要である点や、販売目的が主体となるため、商品やサービスを扱うための知識やスキルが必要である点が挙げられます。
なお、多層構造のため、場合によってはトップの人層たちが儲かる仕組みになってしまうこともあります。
まとめ
アフィリエイトとMLMの違いについて、詳しく説明させていただきました。
どちらのビジネスモデルにも、メリットやデメリット、リスクがあるので、自分に合ったものを選んで、無理のない範囲で挑戦することが大切です。